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自然の美しさと伝統文化が融合した飛騨高山
観光
いよいよ**春の高山祭(山王祭)**が今年もやってきました!
飛騨高山に春の訪れを告げるこのお祭りは、国の重要無形民俗文化財にも指定されている歴史ある伝統行事。
毎年4月14日・15日に開催され、国内外から多くの観光客が訪れます。
高山祭は「春の山王祭(さんのうまつり)」と「秋の八幡祭」に分かれており、春の高山祭は日枝神社の例祭として知られています。
豪華絢爛な屋台(やたい)が町を巡り、古き良き日本文化を今に伝える姿は、まさに“動く芸術”です。
高山祭の華でもある屋台行事は、雨に非常に弱い文化財です。そのため、雨が降ると屋台は町を曳行せず、「屋台蔵」内での公開となります。
遠方からお越しいただいた皆様には申し訳ありませんが、文化財保護の観点からもご理解をお願いいたします。
日枝神社の神様が町を巡る「御巡幸」は、神輿を中心に獅子、闘鶏楽、裃姿の警固、稚児(ちご)など伝統の装束をまとった約300人による時代行列。陣屋前を中心に町中が時代絵巻のような雰囲気に包まれます。
屋台は12台あり、そのうち3台のからくり屋台と神楽台が陣屋前に曳き揃えられます。
それぞれの屋台には、細部までこだわった彫刻や装飾が施されており、見ているだけでため息が出るほどの美しさ。
特に注目は、三番叟(さんばそう)・石橋台・龍神台による「からくり奉納」。
息もつかせぬ早変わりや精巧な演舞に、会場からは大きな拍手が巻き起こりました。
人形を操作する「綱方(つなかた)」たちの熟練の技に注目です。
春の高山祭の初日を締めくくるのが夜祭です。
100個近い提灯をまとった屋台が、静かな夜の高山の街をゆっくり巡ります。
昼間とは違う、幻想的な光に包まれた屋台は、観る人の心をぐっと引き寄せ、まるで夢の中にいるような気分にさせてくれます。
春の高山祭は、日本の伝統美と職人の技、そして地域の誇りが融合したお祭りです。
もしお天気に恵まれなかったとしても、屋台蔵で間近に見られる屋台の精巧さは圧巻。
高山の春を感じる特別な2日間、ぜひその空気を体感してください。
INFORMATION
ホテルスタッフが教える!春の高山祭おすすめの楽しみ方
Hida Hotel Plaza スタッフより、この春の高山祭をもっと楽しんでいただくためのとっておき情報をお届けします♪
1. 観覧のベストスポットは「陣屋前交差点」
屋台曳き揃えやからくり奉納のメインステージとなるのが「陣屋前交差点」。
屋台が間近で見られるだけでなく、からくり人形の演舞を正面から楽しめる絶好の場所です。
混雑するので、少し早めに行って場所取りをするのがおすすめです!
2. 夜祭は少し離れて見るのが◎
夜祭の屋台は、近くで見るのも素晴らしいですが、あえて少し距離をとって全体のシルエットを見るととても幻想的。
提灯の灯りに照らされた屋台が静かに動く姿は、高山の春の夜にぴったりの情緒ある光景です。
3. 写真を撮るなら早朝や夕暮れが狙い目
お祭りの時間以外にも、早朝や夕暮れ時に屋台が並ぶ町並みを撮影すると、とても美しい写真が撮れます。
特に夜祭の安川通りエリアに引き揃えられた屋台は圧巻です。カメラ好きの方にも大人気です。
4. 屋台見学の合間に、地元グルメやお土産も♪
ホテルから歩いてすぐの本町通り周辺には、飛騨牛串やみたらし団子、五平餅などの食べ歩きグルメがたくさん!
また、飛騨の木工品や民芸品などのお土産探しも楽しめます。
スタッフいち押しは、地元作家さんの手仕事が光る「さるぼぼグッズ」の小物です。
5. お祭りのあとは温泉でひと休み
たっぷり歩いて楽しんだあとは、ぜひ当館自慢の温泉大浴場へ。
ゆったりと湯に浸かって、飛騨の春を身体いっぱいに感じてください。
夜祭を見たあとの温泉は格別ですよ♪
この記事を書いた人:ひだホテルプラザKさん
JR高山駅から徒歩5分。
ようこそ魅力あふれる街 飛騨高山へ。
お泊りはひだホテルプラザへぜひどうぞ♪
電車・お車など様々な交通手段でも
とっても便利な好立地!
有名な観光地へも近くアクセス抜群です。
お泊りは駐車場も無料です♪